昨年の3月では、くらげポンチとして紹介されたエチゼンクラゲが、
まさかの大出世!!
いや、くらげポンチの価値が低いといいたいわけではないので悪しからず。
福井県立大食品化学研究室の吉中礼二教授らのグループが、
病気の診断薬などに使われる糖タンパク質の一種である「レクチン」を、
「エチゼンクラゲ」から精製する方法を開発したそうです。
医療分野で利用される試薬としての利用価値もあるなら、
食べ物プラスの価値がついてすごいなと思います。
大豆由来で1ミリグラム3,000円、
カブトガニ由来で1ミリグラム43,000円の高価格!!
エチゼンクラゲを精製したらどのくらいの価格でできるのでしょう?
絶滅の危機に瀕しているカブトガニと厄介者とされているエチゼンクラゲから
同じものがとれるなら、厄介者駆除と併せて都合がよいでしょう。
まぁ、カブトガニもたくさん取れていたときは漁業者の網に絡み付いて
邪魔者であったと聞きますが・・・。
なんにせよ、いろいろなものから精製できることになれば、
大豆やカブトガニが利用できなくなっても困らないですみそうですね。
以下は、元の記事です。
<エチゼンクラゲは宝の山?>