大きな鯰が死んでいました。
お腹も大きく膨れていました。
死後にガスが発生して溜まったのかもしれませんが、産卵も近いことだし、もしかしたら卵を抱えていたのかも知れません。
増水したときに堰を越えたのでしょう。
しかし、残念ながらこの堰の真下には十分な水が湛えてありませんでした。
この堰には左右岸にそれぞれ魚道がありますが、常時水が通っているのは右岸のものだけです。
魚が堰を越えたときのことまで配慮しなければならないとまでは言えませんが、もし、堰の下に十分な水が湛えてあったなら、この鯰はここでくたばらなくてすんだことでしょう。