5月30日に曽根干潟の朽網川河口でアオノリ類の除去作業に行ってきました。
この作業は、自然ネットの事務局から頂くメールマガジンによって作業の日時を知りました。
アオノリ類の除去作業は、「日本カブトガニを守る会福岡支部」が旗を振って行われました。
毎年6月から8月にかけてカブトガニが産卵にくる曽根干潟ですが、アオノリ類がたくさん流れ着き、産卵場の環境を悪化させています。
産卵にくる前になんとか良い状況にしてやろうとアオノリ類の除去を行いました。
緑の絨毯・・・とは言い過ぎか?
砂浜に産卵するカブトガニにとってまずは第一の障害。
この下の砂に産卵するのは容易ではありません。
また、アオノリ類で覆われていることから還元状態になり硫化水素など発生して底質がきわめて悪くなります。
こうなるとカブトガニも産卵しようと近寄ることもなくなるみたい?
一時間半ほど時間をかけて皆さんで袋詰め作業およびゴミ袋を堤防の上に上げる作業を行いました。
九州共立大学の学生さんがパワフルに働かれていたため、力仕事は少なくてすみました。
そして、全部とは言えませんが多くのアオノリ類を除去!!
また、流れ着くでしょうからイタチごっこになるでしょう。
自然にアオノリ類が発生して流れ着くので、人が捨てたゴミなどとは意味合いが違いますが、カブトガニの保護の立場にたってみて清掃活動を行いました。